本棚と人格

22:54から。

本日はおやすみ。

なのに、家を出る時間は出勤より早い。

近所でモーニングをやっているお店に2人でお散歩がてら言ってきた。

戸建てを改装した感じのお店で、とても居心地が良い。先に入ろうとして譲ってくれたおじさんは、お客様かと思ったらお手伝いさんだった。本棚のラインナップがちょっとスピリチュアル系というか、目覚め系の本で、若干気が合いそう。

「二つの扉」、買わなかったけどちらっと立ち読みしたことがある。

健康志向なのも良き。

といっても、僕は飲酒喫煙をばかばかやっているから、その仲間には入れない。

モーニングはサンドイッチはもちろん、なんと和食もあった。柔らかく炊いた玄米ご飯、塩サバ、大根おろしにしらす、切り干し大根と筍の煮付け、鰹節で出汁を取ったであろう味噌汁。こんなのあの金額では採算が取れない。

この家に僕の知り合いは来たことがないのだが、もし来たとしたら、宵(酔い)の起き抜けに連れて行きたいお店。

アイスコーヒーも濃ゆくて美味しかった。

ランチはラーメンを食べた。ラーメン舌になることがほぼ無いもんで、希少価値として美味しい。金額としてはモーニングと同じくらいなのだが、チェーン店のコストとは比べられない。

そもそもここは金額で比べる次元にはない。

気分によって比べること。タイミングによってどちらが食べたいかが決まる。

身体の気分と心の気分がずれるものを食べると、体調が悪くなるのではという説。

ここは芽でしかないからまた今度。

さておき。

遊び惚けて帰ってきたら、お風呂読所の時間が無い。

ここで不貞腐れると旧来の自分であって、時間が無ければ作れば良いとなるのが今。スーパーで買って来たお惣菜類を食べながら仕事用と自分用の読書時間を創った。

ほんとにしたければ、無理矢理こじ開けるしかない。

文句も良い訳も要らない。

自分用で読んでいる小説、「月の満ち欠け」、なんだか無茶苦茶面白い。

輪廻転生っぽい非現実のテーマなのに現実感をもって描いているのがよき。

本棚問題。

本好きなら誰しも人の本棚が気になるのは当たり前。

本棚を見ればその人の人となりが分かるという文脈もあるし、自分にとって面白い本が発見できるかもという文脈もありうる。僕はそこまで前者寄りではないから、こういう本を読んでいて、そういう語彙があるのだろうなというくらい、

某仲が良いのかどうなのか不明な(個人的には友達と思っている)人が、本棚を公開していていた。なるほど文学畑だなというラインナップ。エラリークイーンが入っていて、個人的にちょっと懐かしかった。昔働いていたところの店長がやたらと絶賛していて、1冊だけ読んだことがある作家さん。あとウェルベックのセロトニンらしき本(違うかもしれない)があって、僕も読んだなぁとか。

人の本棚の画像をここまで細かく見るのはちょっとキモチワルイと思われても仕方ない所作。

良いラインナップですねという趣旨のコメントをしたら、硯さんの本棚も見たいと言われた。ありがたいことだが、うちの本が収まるような棚の準備がなくて、段ボールに詰まったままなんだよなぁ。

棚に入れて晒したら、雑食さがあからさまになるだろうな。

もともと文学系ではなく法学畑だから法律学の畑だもんで専門書はそっち系が多いのだが、小説はほんと雑食。ファンタジー、SF、ライトノベル、純文学、歴史小説は弱いけれど水滸伝は読んだと思う。歴史小説はファンタジーと味がちょっと近い。

断捨離めいた意気で、新しい本がやってくるためには、我が家の段ボール棚の本を精査して読み返さないだろうなという本は放流させる必要がある。確実にいつか読み返す本と、時間があれば読み返すだろうみたいな曖昧な感覚の本は全然違う。

やべ。

ここからシャワーを浴びて洗い物をしてお米を浸水する時間も作らないといけないもんでここまで。

おやすみなさい。

良い夢を。

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