拠り所

22:29から。

景色を眺められる余白がある人は、本も読める説。

本日の晩御飯は麻婆豆腐と長芋のわさび浅漬けと、豚肉ともやしときくらげの卵炒めとゆで卵とトマトとベビーリーフのサラダ。憤怒氏が、儂も残業してきて時間ある訳では無いと憤っていたのだが、感情は別事としてこさえる。感情は行動の発火点にはなるけれど、持続力が無い。行動を持続させるのは、もっと根深い無意識とかその辺。

お仕事。

事務先生が絶妙にフォローしてくれる。

この価値、上層部は単に自分が助かるみたいな認識だろうけども、個人的には僕が助かるのではなくて、お客様にノイズが無いように動けるのが凄い。応対の言い回しも絶妙。学習対象(だから先生)。

本日のお客様で、第二新卒の方が居た。

最寄り駅まで迎えにいって、桜の話をする。イベント事として桜を見るのではなく、季節の移り変わりとして眺めているから、話しが合う。こういう波長、年齢差は無関係。

帰りに送っているとき、本の話になった。最寄のイオンモールは未來堂ではなく地元の本屋さんが入っていて専門書が置いていますよって言ったら、「硯さんはどんな本を読んでいるのですか、僕は小さい頃は本読まなかったのですが、最近読むようになりました」って。

最上級に難しい質問。小説も読みますよとかー、法律畑なもんで法律書も読みますよー、心理学の本とかも探り探り。哲学の本も読んでいますって言ったら喰い付いてくれた。カントと言ったらハイデガーが返って来る。翻訳本って文化が違うし、それを訳している人の解釈もあるし、二重に読み応えがありますよねーと盛り上がってきたところで時間切れ。駅に着いてしまう。

舞台が舞台なら是非ともお友達になりたい人だった。

お客様がそう考えたかは知らないが、なんだかもったいない気分。

いや、このお仕事の舞台だからたまたま出逢えた縁でしかないと言えばそれだけなのだが、だからこそ越境したくなっちゃう。いや、前途有望な若者と話しちゃったら変に染まっちゃう可能性がある、なんて、気にする必要が無い。

掘り下げたい人だったなぁというだけ。

掘り下げるということは、自分も掘り下げられることであって、双方通行。

一方通行的なQ&Aの問答だと言葉が出てこない。

一方的に観察される対象になる場において通したい自分が居ない。

そういえば、犬型新人が僕に対してやたらと当たりが強いのは何故だろう。

これに対して、年下の癖にとか後輩の癖にという感覚は無いのだが、それにしても。

そのうちばしばし叩いてくるのではないかという勢い。いくら若い子とはいえ、ご褒美とはならない。きちんとこの人にだけ知識(経験)を垂れ流している気がするだが、硯先生と呼んでくれつつ、当たりが強い。

同じ年ごろの某人に対しては、まぁまぁかちんときている。

馬鹿で仕方ないというか、自分が仕事できない自覚が無いから、目線が巨人の肩に乗っている。僕の素朴な目線だと頭(認識)がマジでオカシイ。漫画を読むように仕事を眺めているのであれば、なんとなく分かる。自分が登場しない(責任が無い)仕事場はそりゃあさぞかし読み物として面白いだろうなと。

この2人の違いって、端的に、人間として生きているかどうか。

お互い人間だったら、それっきりで判断しないで、関係の中でお互いが更新できる余白があるから、「そういう人」だというところで終わらない。

某人は、誰が見ても「終わっている」。

もう成長も変化の余地もない人間は、よほど親しくない限り、付き合っていけない。

情とか血縁の領域。

これって、おそらく僕も接してきた人の幾ばくかというかほとんどは同じように「終わっている」と認識されてきたのだろうなって。変化しないというよりは、なんだか得体が知れない(認識できない)という方面もあったかも。

あと、僕は他者に対して都合の良い人物であるという立ち位置を止めつつある。

もともと穏やかだし、他責にしないし、行動をきちんとするように独り時代に試行錯誤してきたから、ほんと誰かと過ごすのに都合が良いように余白がある。ただ、譲れないところは怒ったり調子悪くなったりというだけ。自分のバイオリズムとかホルモンバランスでは無く、そこだけ守ってくれたら安定。空腹とかの本能の次元の話ではない。

他者から見ればきっと対して大事で無いという時間なのだが、個人的には割とここが全て。

余白(自分時間)が欲しいみたいなところというより、充電タイムみたいな感じ。

愛は言葉ではなく行為であるという観念もここの余白の範疇。

仕事して稼いで来ているから家計を養っているみたいな行為論ではなく、お互いが家事労働をバトンタッチで減らしていくのが愛の生活だという認識。

僕の余白は某人がお仕事でサボるために遣われる時間ではない。

と、認識すると、この人には嫌われた方が良いよなと思ってくる。この人に嫌われることによって、他に時間を回せる。

そもそも場に持って来ている目的が違うからズレる。

ポーズとしてめっちゃ不機嫌になってみるという役割もあるのか。

これはプライベートも同じ。

はい、ここまで。

おやすみなさい。

良い夢を。

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