23:08から。
ファミマのきゅうりの一本漬けがうまい。ぽりぽり食べていると満月さんに「前世河童だもんね」と言われた。そうだったのか、月の人だと思っていた。まぁ、何だっていいけれど。
本日は久々に2人のオフのタイミングが合った日。てきとーな時間に朝ごはんを食べてドライブして、遊んで、夕方くらいにラーメンを食べた。僕は1人だったらラーメン屋さんに行くという選択肢がない。ラーメン食べたくなったら自分で醤油ラーメンを作るしなんならカップラーメンでも良い。満月さんとの劇場ならでは。
さておき。
遅く帰ってきたからお風呂読書はなし。「所有論」と「ひとでなし」だけは読み進めた。2日目でそれぞれ50ページくらい。
ところで、昨日の日記にお風呂読書のラインナップを再構成した話、書いたっけ。
書いたような気もするが、飛ばしたような気もする。
理系の量を増やした。実生活には全く意味が無い数学はずっと読んでいるのだが、それとの食べ合わせで、古書で昔買った「力学」。物理的に世界を捉えるってあんまり人間的ではない気がするけども、考え方としては習得しときたいなと。ついでに「数字で分かる会社法」も。数字がほんと弱いのは、能力が無いのではなく、興味が無いとしているが、最低限は。
他にもあるが、この話どうでも良いな。
そろそろ寝る時間になってきているし。
「所有論」も「ひとでなし」もなんだかちょうど良いタイミング。
「所有論」から。
「帰属」と「固有」と「可処分性」。
なんというか、所有の概念って、輸入ものなのだろうなと気がしている。昔の戸建ては隣の敷地にはみ出すように屋根が設計されていたという話があった。要は、古来の日本の概念だと、持っているからといって全部自分の自由ではないという不自由を含意している。それが良いとか悪いとかではないのだが、持っているからといって完全にコントロールできるかは別問題という、素朴において当たり前の観念があったのでは。
ロックさんの著書の引用文があったのだが、個人とは自分を物のようにコントロールできるということ(独訳)が書かれていて、なるほど、ここに「意志」というフィクションができたのかと思った。ここで書かれているのは所有の中に含まれる「固有」の観念だけど、自己が自分の肉体を所有しているとするためには、こういう言い回しをするしかない。
この自己の物体観は、自分が個人であることを保証する見解ではある。だから、自分の肉体の反応(感情みたいなもの)が自分自体であると認識するようになって固有で動かせるものではないということになるのだろうなと。
こういう「固有」は、なんというか相対的、あるいは社会的。要は、その場面上での自分でしかない。もちろん、だいたい人はその場面で生きているから、この考え方でだいたい問題ないと思う。ただ、個人的にはなんかあんまりしっくりこない。精神と肉体はそれほど連動していないし、存在としては別であって、バランスを取りながら共存していると捉えた方が適切なような。
まぁ、現象としてはそんなに変わらないと思われる。
どうせ読み進めていけばもっと考え方は変わっていくからここまで。
「ひとでなし」
架空日記という、現実では無い自分が書かれている日記を書き続けているということがベースにある物語。面白い。
これで言うと、僕はというか、日記をSNSに投稿しているような人は架空日記を公開している人達と言えそう。
僕はなるべく僕の実体から虚構がないように書いているけれど、そんなものは現実で関わっている人にも分からない。満月さんでも僕の日記的人格とはあんまり話していないし、もっと日常的に関わらない母親がこの日記を読んだら卒倒するかもしれない(たぶん自分劇場の登場人物の息子の枠で再構成するだけ)。
実際に会うことが無い人に読ませるという土壌上、良くも悪くも架空は入り込んでくる。
無茶な議論だと、どんな日記も架空である。だって、現象に言語を当てた時点で、もう現象そのものでは無い。
みたいな穿ったのはともかく、人の日記を読むときには、一応、「相手が正直に書いている」という前提が無いと読めない。いや、正直でなくても良い読み合い書き合いもあるかもしれないが、個人的にはそれはつまらなくて嫌かな。
まぁ、架空日記でも面白ければそれでいい気もする。
架空のアバターとして書いている人も居るだろうし(そんなこと読めるだけの読者にはわからない)、架空になりきって承認欲求を満足させている人もいるかもしれない(結局実体からかけ離れた虚構だからあまり自己肯定感には繋がらないという話を何処かできいた)。
こうなってくると、架空の存在でも当人に帰属しているし、その帰属関係は物理的に関わらないと認証されないし、結局、人の存在は「所有」の概念とはそもそもかけ離れているなという感じがしてくる。
ほんとうに誰かを捉えるって、言葉で捉えられることではなく、もっとふわふわしたものなのかもしれない。
やべ。隈が増える。
おやすみなさい。
良い夢を。