どこまでが自分の範疇

22:46から。

アウトドア系陰キャ。

1人休み、5時間くらいの1人旅。

朝一、山に行きたくなった。ここからの最短は新城。その上に、できればと、おずおずしながら満月さんから、水田さんの「3時間浸けるステーキ」のリクエストが入る。徒歩3分のスーパーに行って先に下ごしらえしとけば、両立できるなというという目論見だった。

で、満月さんが11時過ぎに仕事に出て、1時間後にスーパーに向かった。

何故か、臨時休業。

ここで萎えるかどうかが本日のルート分岐。

満月さんもステーキは良いから行って来いと言ってくれた。

滅多に乗らないローカル線の電車に乗ると、人の生活時間にぬるりと入り込んだ異邦人にになった気がする。旅情って自分が異邦人になることなのか。ローカル飯田線、とても良い。

なんとなく、それっぽい神社をとりあえずの目的地として、本長篠駅。ここ、お仕事で社用車運転してきたところだわ。別に萎えるべくもない。車は移動距離増えるけど、活動範囲は増えない。結局自分の足を使って動ける範囲が当人の活動範囲だから。

とりあえずコンビニへ。この気温でビールを飲みながら森を散策したら命に届いて地元民に迷惑がかかるから、アクエリアスと麦茶とタオルを買った。人を活動させるのは食物ではなく水分。

もともとの目的地っぽい方向に歩いていたつもりだが、迷子。まだ人里で、幼稚園とかバス停も舗装道もあるからなんとでもなる。

愛宕神社を見つけた。「愛宕」ってどこにでもある地名だから、まぁまぁと思いながら見ていたら、「山頂口、ココ」みたいな看板があって、ふらふらと登っていった。

ほんと山道。山の民でないと大変。顔に張り付いてくる蜘蛛の巣で、少なくとも数時間は先人が居ない道。すいすい登れるかなと思ったのだが、息も切れるし汗もだくだく。本日は休日だから汗のことは気にしなくて良いのがイイ。汗がどれだけ出ても良い身動きができる。

道中、人とすれ違ったらもう人の姿をした別のものだろうという感じ。

なんなら熊に遭った方が自然。

ニシキヘビにびっくりしたが、ニシキヘビからした方が、こんなタイミングに変な存在が来ることの方がびっくりしただろうなと。山に入れば、人間はマイノリティ。これが良い。笑

そうして登りきって、愛宕神社本宮。あんまり手入れされてない感じで、ベンチすらない。

もう座り込みたいくらいに足が痙攣しているのだが、裏手にまだ道がありそうな感じ。

傾斜は無かったのだが、「海辺のカフカ」の主人公が迷い込みそうになった森感。

こういうの好き。

結局、その道っぽいところを辿っていったらこの山の頂上の看板があった。

下山。

もう汗でぐちゃぐちゃになっているもんで、人と遭うのが恥ずかしい。

なんで、このおっさん普通の服装なのに汗だくなんだ、臭そうと思われる。

実際汗臭さは、中学校の時の自分ほどではないのだが、そんな事情をまで鑑みてくれる人は居ない。

まだ駅に着いてから1時間半くらいしか経って居ないから、当初目的地とした神社に梯子することにする。

舗装道をてくてく。何処からこの神社に入るかワカラナイ。明らかに民家の私道みたいなところに入れば良かったのかもしれないが、神社寄りもっと良い歩き道を見つけてしまって、そっちに向かってしまった。

徒歩1時間くらいでまた街に戻れる道路。ちょっと城崎の峠と似ている。

こんな道歩く奴はおらんと分かっているから、車がやって来ると堂々となれなくて気まずい。僕の世界では当たり前だが、車の人からすれば「なんでこんなところ歩いているんだ」って思われそうなのも知っている。

別にどちらが優位な価値観とかは無い。僕が自分になればなるほど、変人認定されることが増えるだけというだけ。

この変な道路を歩いているとき、ふと山を見たら、野生の鹿が6匹ほど居た。僕の存在を察知して離散。というか、新城って野生の鹿居るのだって初体験。

熊に出逢わなくて良かった。

熊事件を知識として持っているもんで、こいつに遭ったら、絶対返ってこられないなと。

また下山。

グーグルマップ曰く、6キロほど歩いたらしい。

当初のリクエストがあったから、自分の為だけの身でもないし、帰ってリクエストメニューも作った。なんなら他に3品ほど。

もはや自己を天才というか鉄人認定で良いのかもしれない。

これが「愛」じゃないのって想っちゃう。自分の活動範囲の中でどれだけ相手の為に過ごせるか。

別に「愛」なんて垂れ流しても良いものだし、僕は垂れ流すのが自分だなと思っているから、特に、垂れ流していることに対して感謝されてもそんなに響かない。別に感謝されることを目的としてないし。

禅問答みたいな話だけど、感謝を目的としたら、相手に対しての動きが制限される気がする。

ということを僕はずっと考えていたような気がする。

もっとできることもしたいこともあった昔。別に後悔するほど自分に偏っていないから、今後どうしていくかしかない。

やべ、夜更かし。

おやすみなさい。

良い夢を。

PAGE TOP